選書のテーマは3つ。
「美しいこと」「しぜん」「毎日のこと」。
ブックディレクターの幅允孝(はば・よしたか)さんを
選書のパートナーに迎え、
年間75000冊以上も発行されるという本の中から、
子どもたちの感性を刺激し、
大人も一緒に楽しめる本を厳選してご紹介いたします。
vol.1
2018.03.23
スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと
著/チャールズ・M・シュルツ 翻訳/谷川 俊太郎 出版社/主婦の友社
¥1,512
「大好きってくすぐっちゃうこと」
「大好きってポップコーンを分け合うこと」など、
ピーナッツの愛にまつわる名言を集めた1冊。
「Love is…」の原文を「大好きって」
と置き換えた谷川俊太郎の名訳が光ります。
今日
イラスト/下田昌克 翻訳/伊藤 比呂美 出版社/福音館書店
¥1,512
ニュージーランドを中心に英語圏で広く知られている
詠み人知らずの詩を伊藤比呂美が翻訳。
「子どもは可愛いと思うけれど、暮らしは大変なことばかり」
そんな育児に一心に取り組むお母さんに寄り添うあたたかい絵本。
木
著/木島 始 イラスト/佐藤忠良 出版社/福音館書店
¥972
とある老人が木のスケッチをしていると、
その大木が老人にそっと語りかけ対話が始まる。
絵は『おおきなかぶ』でおなじみの佐藤忠良。
日々の制作の合間に木のデッサンを続けていたという
彼の描く木は、生命力に満ち溢れています。
しろいうさぎとくろいうさぎ
著・イラスト/ガース・ウイリアムズ 翻訳/まつおか きょうこ 出版社/福音館書店
¥1,296
森のなかで仲睦まじく暮らすしろいうさぎとくろいうさぎ。
いつまでも一緒にいたいと願うふたりがお互いの心を知り、
真実の愛で結ばれる心あたたまる1冊。
しろいうさぎのびっくりした顔に思わず顔がほころびます。