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選書のテーマは3つ。
「美しいこと」「しぜん」「毎日のこと」。

ブックディレクターの幅允孝(はば・よしたか)さん
選書のパートナーに迎え、
年間75000冊以上も発行されるという本の中から、
子どもたちの感性を刺激し、
大人も一緒に楽しめる本を厳選してご紹介いたします。

vol.3

2018.12.3

美しいこと 美しいこと

きらきら
文/谷川 俊太郎 写真/吉田 六郎
¥1,080

北海道の大雪山に降り積もった天然の雪の結晶を1枚ずつ丁寧に顕微鏡撮影。それらの写真に谷川俊太郎さんが詩を添えました。ひとつとして同じ形がなく、いつか必ず消えてしまう「かみさまのおくりもの」。このひとひらが積もり積もってアルプスやヒマラヤの壮大な景色を形作っていると思うと、自然の不思議さと偉大さを感じずにはいれません。

美しいこと 美しいこと

サンタクロースっているんでしょうか?
訳者/中村 妙子 画家/東 逸子
¥864

友達から「サンタクロースなんていない」と言われた8歳の女の子が新聞社に手紙を送り、当時の記者が社説でその問いに答えました。「サンタがいるか、いないか」への答えから、この世界のありようとその真実をやさしい言葉で紡ぎだし、これからも健やかに生きていくためのヒントを教えてくれる、心あたたまる本です。

美しいこと 美しいこと

りんごとけんだま
作/鈴木 康広
¥1,512

鈴木康介さんのアート作品「りんごのけん玉」から生まれた絵本。りんごとけんだまの関係性から、宇宙にまで発想をとばし、物事の見方や考え方を広げるヒントを与えてくれます。引力の法則を発見したニュートンが登場するページでは、月と地球のつながりをわかりやすく説明。鈴木さんが子どもの頃から親しんできた、けん玉への強い思い入れが感じられます。

美しいこと 美しいこと

わけあって絶滅しました。
監修/今泉 忠明 著/丸山 貴史 絵/サトウ マサノリ・ウエタケ ヨーコ
¥1,080

絶滅してしまった生物が、自ら絶滅理由を語るユニークないきもの図鑑です。「笑いすぎて絶滅したワライフクロウ」、「アゴが重すぎて絶滅したプラティベロドン」「やさしすぎて絶滅したステラーカイギュウ」など、驚きのエピソードが満載。これを読めば、なぜか哀愁すら感じさせる今は亡き生物たちとの距離が、ぐっと縮まるはずです。

幅允孝

幅允孝(はば・よしたか)

有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。未知らぬ本を手にしてもらう機会をつくろうと、本屋と異業種を結びつける売場やライブラリーの制作をしている。最近の仕事として「ISETAN The Japan Store Kuala Lumpur」書籍フロア、「Japan House São Paolo」など。その活動範囲は本の居場所と共に多岐にわたり、編集、執筆なども手掛けている。著書に『本なんて読まなくたっていいのだけれど』、『DESIGN IS DEAD(?)』(監修)など。 早稲田大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。
www.bach-inc.com