選書のテーマは3つ。
「美しいこと」「しぜん」「毎日のこと」。
ブックディレクターの幅允孝(はば・よしたか)さんを
選書のパートナーに迎え、
年間75000冊以上も発行されるという本の中から、
子どもたちの感性を刺激し、
大人も一緒に楽しめる本を厳選してご紹介いたします。
season4
vol.1
2019.03.26
センス・オブ・ワンダー
レイチェル・L・カーソン、上遠 恵子
¥1,540
アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンによる、子どもが自然に親しむ大切さを語った一冊です。
彼女が幼い甥ロジャーと過ごした自然界への探検の様子が生き生きと描かれています。
「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を養いに親子でお出かけしてみませんか。
いちご
平山 和子
¥990
雪に埋もれた苗から赤い実をつけるまでのいちごの成長を丁寧に描いた絵本です。「いちごはまだ?」「まだ まだ まっていてね。」
少女との掛け合いの言葉も楽しく、あたたかい気持ちになります。平山和子さんの写実的な描写にご注目。
お話の後半、ボールに山盛りになったいちごの瑞々しさを確かめてみてください。
ねむいねむいちいさなライオン
マーガレット・ワイズ・ブラウン、イーラ、ふしみ みさを
¥1,540
動物専門の写真家イーラが撮った写真に、アメリカの児童文学作家マーガレット・ワイズ・ブラウンが文章をつけた写真絵本です。
ストーリーは、小さなライオンの子が動物園を抜け出し街へ冒険に出かけるというもの。大きくあくびをするライオンの子の可愛いこと!心を許して柔らかな表情をした動物たちにご注目ください。
せかいちず絵本
とだ こうしろう
¥1,980
絵本作家 とだこうしろうさんが作った世界を見渡せる地図絵本です。中国のパンダ、フランスのエッフェル塔、ブラジルのサッカーなどその国を象徴するものをイラスト付きで説明しているほか、
鉄道や動物など子どもの興味を引くものもたくさん載っています。
楽しく学べる地図絵本でお子様といっしょに
世界をのぞいてみませんか。