選書のテーマは3つ。
「美しいこと」「しぜん」「毎日のこと」。
ブックディレクターの幅允孝(はば・よしたか)さんを
選書のパートナーに迎え、
年間75000冊以上も発行されるという本の中から、
子どもたちの感性を刺激し、
大人も一緒に楽しめる本を厳選してご紹介いたします。
season6
vol.1
2020.03.19
の
Junaida
¥2,200
ことばとことばの間に、いつもこっそりといる「の」には
実は不思議な力があった・・・!?
この不思議な力がことばをつなぎ、
思いがけない出会いを果たしたとき、
見たこともない景色があらわれ、そこに物語が生まれます。
あなたも、Junaidaの描く美しい絵とともに、
不思議な物語の世界へいざなわれてみませんか。
木がずらり
tupera tupera
¥1,540
春夏秋冬と、個性豊かな木がタイトルのとおり
ずらっと並ぶジャバラ絵本。
こんもりした木、ほっそりした木、とんがった木。
「こんな木あそこにあったよね」なんて、
お話ししながらジャバラを伸ばしていくと、
ぜんぶで14本の木が現れます。
絵本を裏返してみると・・・?またちがった一面が楽しめます。
ともだち しょうかい しようかい
tupera tupera
¥1,650
ページをひらいて頭と足を折りかえすと、
ともだちがどーんと出現します。
さて、あなたならこの9人のともだちたちを、
どんなふうにしょうかいしますか?
彼らをしょうかいする文章の中の
しかくに入ることばを考えてみましょう。
しょうかい文が完成したら、
あなたのともだちにしょうかいしてみるのも
おもしろいかもしれません。
窓から見える世界の風
福島 あずさ、nakaban
¥1,760
この世界は広く、地球上にはさまざまな国や地域があります。
この本では、気象学者である著者が、
その土地の地形や地表面状態に応じて
特定の季節や天候のときに決まって吹く50の局地風を紹介します。
それぞれの風につけられた美しい名前と
窓からの景色を味わいながら、
旅するようにページをめくって世界各地の空気や
そこに暮らす人びとに想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。